「すべてはお客様のため」
工進は創業以来、この一つの理念を貫いてきた。
作り手の「優れた商品を開発した」という勝手な思い込みではなく、
製品を使う顧客が何を求めているのか。
現場の声を集め、製品の性能・品質だけでなく、
顧客が求める価格の製品を作り上げるよう徹底してきた。
その姿勢は初代社長の小原甚一が
「ものづくりで最初に行ったことは機械問屋に話を聞きに行くこと。」
というように創業以来「すべてはお客様のため」という精神は
現在も受け継がれており、今後も引き継いでいく理念である。
そして、その理念を実行しているのは社員一人一人である。
「社員を大切にしない会社が、お客様を大切にできるわけがない」
工進は、町工場から発展してきた企業だ。
現在までの発展の裏には、《人》を育て、《人》を大切にする、明快な哲学がある。
「みんなで知恵を出し合い、工夫を凝らして効率を上げ、
自分たちで自分たちの待遇を改善していく。」
「社員を犠牲にしてまで会社が儲けないかんとは思わん。」
そんな社員一人一人を大切に思う気持ちが、長い歴史の中で
「お客様一人一人を思う気持ち」へと発展してきた。
そんな、「内」から「外」への精神を表しているのが、経営方針である。